雨引の里と彫刻 2025

美術といい彫刻といいまだまだ死んでいない。
何が生まれるか分からないけどワクワクするものを感じてます。
雨引の里と彫刻はゆっくりボディブローのように
10年15年かけて社会にインパクトを与える予感がします。
雨引の里と彫刻 2025
「雨引の里と彫刻」は茨城県桜川市(旧大和村)の里山や集落を舞台に初回の1996年より作家が主催となり、地元の協力を得ながら運営してきた彫刻展です。
7人の石彫家により始まったこの展覧会、今年は参加作家35名の様々な表現方法で制作された35の作品群が、9月21日から11月23日までの約2ヶ月間、里山や集落に設置されます。
約2年に一度開催された展覧会は今年で30年13回目を迎えます。
そして、開催地である桜川市は今年市制20周年を迎えました。
ここ数年の環境の変化に伴い、活動にも今まで以上に細心の注意をし、皆様に心置きなく展覧会を満喫して頂けるように作家一同万全の態勢で準備を進めております。
今回は皆様から好評を得ていたにもかかわらず、コロナ感染症によって実施できなかったアーティストトーク付のバスツアーが、久しぶりに復活致します。作品と共に作家の言葉もお楽しみいただければと思います。ぜひご参加ください。
まだまだ暑さが残る9月終わりから、初冬の姿を見せ始める11月終わりの期間、里山の美しさや爽やかな風を体感しながら、点在する作品群をオリエンテーリングのように巡る楽しさはまさにこの展覧会の醍醐味です。
総工程14キロ、皆様の足で、またサイクリングなどでお楽しみいただければと思います。
多くの皆様のご高覧を作家一同お待ちいたしております。
雨引の里と彫刻実行委員会

インフォメーションセンター (会期中無休)
大和ふれあいセンター「シトラス」1F
〒309-1242 茨城県桜川市羽田989-1 (9:00-16:30)
Tel.070-6408-8152 (会期中のみ・受付直通)
※展覧会用の貸し自転車が用意してあります(有料)
*オープニングセレモニー:9月21日(日)
会場:大和ふれあいセンター「シトラス」 15:00
*バスツアー:10月12日(日)、11月9日(日)10:00-16:00
大和ふれあいセンター「シトラス」から作品鑑賞のためのバスを運行
9月21日(展覧会開始日)より、インフォメーションセンターへ電話予約 または
ホームページからインターネット予約 参加費 ¥500
*ワークショップ開催:10月26日(日)
詳しくはインフォメーションセンターまで、その他関連イベントも予定しています
ボランティアによる催し
*桜川未来塾によるおもてなし事業
詳しくは桜川市観光協会のHPに記載予定です
http://www.kankou-sakuragawa.jp
問い合わせ
桜川市教育委員会生涯学習課 (大和ふれあいセンター「シトラス」内)
〒309-1242 茨城県桜川市羽田989-1
月曜・祝日 休館 (月曜日が祝日の場合は、翌日も休館します)
Tel.0296-20-6300 (直通)



雨引の里と彫刻に想う
「雨引の里」の「雨引」の由来に想いを馳せてみたいと思います。
いにしえの昔、雨引山(あまびきさん)は、天彦山(あまひこさん)と呼ばれていたそうです。
ある時期、日照りが続き困り果てた住民が、天彦山に雨ごいに詣でた時のことです。
天彦山は俄かにしぐれ、やがて恵みの雨をもたらせたといいます。 これより、天彦山は、雨引山といわれるようになったと聞き及んでいます。
地元に暮らす私にとって、「あまびき」は、響きの良い愛着のある呼び名です。
作品展の会期中は、雨引山を含め筑波山系に抱かれたふるさとの風景が、秋めく季節から山粧う季節へと移り行く自然を満喫させてくれるでしょう。
季節や時間によって、作品は異なる表情で迎えてくれることと思います。 このような舞台での13回目の作品展に、地元住民をはじめ多くの方々が期待を寄せています。
雨引の里での作品を「この場所に、この作品を」という作家たちの想いや熱意を感じながら、散策しましょう。また、私たちも自らの身を自然の中に置いて、彫刻・自然・自らが織りなす同じ空間を楽しみましょう。
自然公園指導員・茨城県環境アドバイザー
石井省三
イベント詳細
イベント名 | 雨引の里と彫刻 2025 |
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日程 | - |
開催場所 | 茨城県桜川市(旧大和村地区) |
住所 | 309-1242 茨城県桜川市羽田989-1 大和ふれあいセンター[シトラス] https://maps.app.goo.gl/VYoJYUZzAUbFa9LEA |
開園時間 | 随時 |
休館日 | なし |
入場料 | 無料 |
URL | https://www.amabiki.org/ |