831685 裸のサーモンKING フラッチマン3世の母川回帰

母川回帰
還暦過ぎのオヤジ。
時が経つのは本当に早い。
オヤジは、かつて学籍番号831685筑波大学芸術専門学群の学生だった。筑波大学芸術専門学群に1983年に入学し留年休学を経てギリギリ125単位でなんとか1989年に卒業した。
当時も今も、アートってなんなんだろう?と考え、アートに関わらない人生だったら良かったのにと時に弱気になりながらも制作を続けてきた。アートについて実は今も何もわかっていない。
そんな状態を繰り返し今に至る。今回は、大学を卒業し母川回帰でここに戻ってくるまで学生時代には出会えなかった似たもの同士・仲間とフラッチマン3世(オヤジの分身)よる展示です。
世の中に馴染めず浮いてしまう浮遊層の方々、自分の本当の姿を日々模索し脱皮しようともがいている世間からちょっと距離を置いたそんな不埒者たちによるものです。
当時も今もお聞かせできる良い話しなど一つもなく卒業してからこれといった実績もないオヤジが、学生時代過ごした学園都市で展示することになるとは不思議な話しだ。
榊原勝敏
この度榊原勝敏個展「831685裸のサーモンKINGフラッチマン3世母川回帰」をgalleryneo_/Senshuにて9月5日(金)より開催する運びとなりました。
作家榊原勝敏(1964 茨城県生まれ)は1989年に筑波大学学芸術専門学群を卒業しました。
学生時代も卒業してからも、アーティストとしてもなぜか自分は浮いている。いつもそう感じてきたと作家榊原 は話します。世の中や社会の雰囲気に馴染めない人々。 作家はバブル真っただ中での学生生活もその空気になじめず皆とは 違う時間の流れの中にいたと言います。 人が人をどう感じているかを、人は知ることができません。 誰がどう感じているかを知ることは人と話して、言葉にして受け取る以外できないのです。浮くと感じることは自分の中に生まれた 外側との距離感。共感ではなくなんか違うという感情。 そう感じながら生きている人も世の中に沢山いると思います。 榊原勝敏が生み出すキャラクターのフラッチマンや浮遊層の人々は、 正にそういう感情抱き生きてる人々、仲間そのものなのです。彼が作る社会の端っこで密やかに生きている浮遊層の人々の表情は穏やかに笑い、自由自在に浮遊しています。煩悩の周りを笑いながら 浮かんでいます。 こうでなければいけないという固まった社会の雰囲気に馴染めず、 そうはいかないと抗い、自分に素直に生きることをフラッチマン は実践しているかのようです。
35年ぶりにつくばに帰ってきたサーモンKINGのフラッチマン 、みんなに笑ってもらえたらと帰ってきた榊原勝敏の展示を沢山の 方々にご高覧頂けたら幸いです。



略歴
榊原勝敏 Sakakibara Katsutoshi
1964 茨城県生まれ、東京都在住
1989 筑波大学芸術専門学群卒業
卒業後は個展、グループ展を中心に活動
近年の個展、グループ展
2012 Life(ギャラリーツープラス 日本橋)
Life(土澤芸術商店ぷると 岩手)
2013 ねたろう(ギャラリーツープラス 日本橋)
2015 雲乗人 うんじょうびとークラウドマン(湘南クジラ館 神奈川)
2016 浮遊層の方々 (ギャラリーカメリア 銀座)
2022 三年寝太郎ドローイング展 ーコロナ禍のアン•ドゥ•トロワー
(ギャラリーカメリア 銀座)
2022 浮遊層の方々(諄子美術館 北上)
2022 3つの不思議な世界(蔵まえギャラリー 藤沢)
2023 第22回縄文コンテンポラリー展 inふなばし(飛ノ台史跡公園博物館)
2014 街角美術館2014アート@つちざわ(岩手)
2019 、23ふじさわアートフェス アートの庭2019 旧モーガン邸庭園(神奈川)
イベント詳細
イベント名 | 831685 裸のサーモンKING フラッチマン3世の母川回帰 |
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日程 | - |
開催場所 | gallary neo__/ Senshu |
住所 | 305-0047 茨城県つくば市千現1丁目23-4マイコーポ二の宮101 https://maps.app.goo.gl/DSrUjaEwfS5b5JnL6 |
開園時間 | 12時~19時 |
休館日 | 月、火,水、木 |
入場料 | ナシ |
URL | https://www.instagram.com/galleryneo_senshu?igsh=MTM2YTgydm1udHI1eg%3D%3D&utm_source=qr |