Art Convection

Remembrance of the land – Records of the city – Seeing a place

土地の記憶　　　都市の記録　　　場所を見る

本展はつくば市の中心部に存在した国家公務員宿舎の団地の取り壊しの様子を撮影した作 品が展示され

ます。松﨑は 2018 年から継続的に当地を観察し撮影してきました。本作は 2023 年の取り壊し開始から

約半年かけて撮影されたものです。

つくば美術館第1展示室にて同時開催される『Architectural Pilgrimage / 建築の巡礼』 では、往時の団地

の様子が写しとられています。2つの展示を合わせて見ることにより、 都市について再考し、場所を見続

けるということについて思考することができるかもしれ ません。

松崎　章馬

茨城県つくば市出身

上智大学外国語学部卒業後、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府修了（映像研究）

写真や映像を主なメディアとして作品を制作中

現在、東京都内とつくば市を拠点として撮影や展示などの活動を行う

都市や建築、ランドスケープなどが現在の主な関心領域